基幹システム用のサーバー

基幹システムは企業にとって生命線とも言えるものですが、そこで使われているサーバーはかなり変わってきています。もともとはオフコンと呼ばれるサーバーが利用される事が多く、ベンダーロックがかかっているシステムが多かったようです。そのため、ハードウエアの移転が難しく長く古いタイプを使っていた企業も少なくありません。その後、オープン系のサーバーシステムが多くなってくるとオフコンからの移行も進みました。

移行先としてはLinuxやWidnowsが採用されることが多く、利用するソフトウエアもオープン系が多くなっています。またハードウエアが安くなったことで導入する企業も一気に増えました。ただし、サーバーを運用するにはスペースと空調の問題が大きく、企業によっては台数を増やすことができないことから外部のレンタルサーバーやホスティングサービスを利用するケースが増えていました。また、レンタル系のサービスも充実し、使えるスペックも改善されたことから自社でハードウエアは持たないという企業も増えており、クラウドの利用も進んでいます。

各種基盤ソフトウエアはセキュリティが万全のクラウドへ移行が進んでおり、クライアントのみの運用という企業も少なくありません。ただし、ビッグデータの活用が進んでくると大規模なデータベースが社内で作成され、社内システムを運用しようという流れもあり、企業ごとに考え方がかなり異なってきています。

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